埼玉県にかつて存在した市町村

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埼玉県に限らず、市町村の合併というのも時々行われます。

今回は埼玉県のそんな市町村、以前あった市町村のお話です。

 

旧浦和市(うらわし)

まずはかつて県庁所在地として君臨していた市町村「浦和市」です。

Jリーグ浦和レッズの名前にも残っているように、かつては浦和市という県庁所在地にもなっていた市でした。

しかし、この県庁所在地でもあった浦和市に合併話が持ち上がります。

周辺自治体と合併し、埼玉県史上初となる100万都市を誕生させる・・・。

そしてそれが実現し、現在ささいたま市の一部となっています。

「浦和」という名前は、各種電車の駅、Jリーグのレッズ、学校名、さいたま市の区名として残っています。

 

旧大宮市(おおみやし)

こちらも県下最大の都市の一つであったのが「大宮市」であります。

大宮は県下最大の交通の要所として知られていました。

新幹線が通る大宮駅、首都高速から延びる新大宮バイパス。

いずれも浦和ではなく、大宮に通されているというのが発展した理由でもあるでしょう。

浦和よりも大宮の方が大きな街だったという人も少なくありません。

その大宮市も浦和市と合併しさいたま市を構成する自治体となりました。

現在でも大宮駅は健在ですし、J2大宮アルディージャにも名前が残っていますね。



旧与野市(よのし)

こちらも実はさいたま市を構成する一つの都市となった「与野市」。

浦和市、大宮市とも関係が深く、立地的にも隣ということで合併の対象になりました。

合併後はさいたま市と名前を変え、現在に至ります。

与野という名前は、鉄道駅や区の名前としてその後も存続。

チェーン店でも「与野店」という文字を見られるときがありますね。

 

旧岩槻市(いわつきし)

こちらもさいたま市と関係がある自治体である「岩槻市」。

さいたま市の歴史を紐解くと、まずは浦和市、大宮市、与野市の3市が合併してさいたま市が誕生しました。

その後に合併したのが岩槻市なのです。

現在は岩槻区としてその名を残しており、チェーン店でも岩槻店などとなっている場合もありますね。

 

旧鳩ケ谷市(はとがやし)

続いて登場するのは鳩ケ谷市。

工場の多い街として知られていましたが、川口市と合併し現在の川口市となりました。

さいたま市は市同士の力が拮抗していたので自治体名でもめましたが、こちらは川口市が吸収する形に。

合併を紐解くと、こうして自治体同士の力の駆け引きなんかも垣間見えて、面白いところです。



旧庄和町(しょうわまち)

続いての登場は庄和町。

県東に存在していた自治体の一つで、千葉県と隣接していました。

こちらは春日部市と合併することになり、現在の春日部市となっています。

春日部市と言えば・・・クレヨンしんちゃんの舞台としても知られていますね~。

 

旧菖蒲町(しょうぶまち)

旧菖蒲町も合併してしまった町の一つ。

合併相手は久喜市となっていて、現在の久喜市の一部となりました。

こちらも中々の難読市町村の一つとなっていまいたが、現在は市町村としては消滅しています。

久喜市は東北自動車道にインターチェンジがあることでも知られていますね。

 

旧鷲宮町(わしみやまち)

続いては鷲宮町。

こちらも久喜市と合併することになり、現在の久喜市を構成しています。

県北東にあった自治体で、幸手市や加須市とも隣接していました。

知名度がなかなか低かった自治体となりますが、消滅となってしまいました。



旧栗橋町(くりはしまち)

続いては「栗橋町」という自治体。

こちらも県北東部に存在していた自治体で、久喜市と合併しています。

県境の自治体で、茨城県と隣接していました。

何気に久喜市というのはいろんな町と合併しているんですね。

改めてそんなことを感じました。

 

旧騎西町(きさいまち)

続いては「騎西町」という自治体。

こちらは加須市と合併し、現在の加須市の一部を構成しています。

中々かっこいい名前の自治体だなあなんて思っていましたが、現在は消滅してしまっています。

悲しい・・・。

 

旧大利根町(おおとねまち)

大利根町も姿を消してしまった自治体の一つ。

加須市と合併して現在の加須市の一部となっています。

名前の通り利根川が流れていた自治体の一つ。

こうした川などが自治体名になったって例も結構ありそうですよね。

 

旧北川辺町(きたかわべまち)

続いては「北川辺町」という自治体。

こちらは栃木県、群馬県、茨城県3件と隣接していた珍しい自治体でした。

加須市と合併し、現在は加須市の一部となりました。

道の駅として現在に名前を残しています。

 

旧川里町(かわざとまち)

次は川里町。

埼玉県は河川面積日本一という地理となっていますが、こうして川が入っている自治体も結構多いです。

川越、川島、滑川、小川、吉川・・・。

その中の一つとなっていた川里町ですが、鴻巣市と合併し現在の鴻巣市を構成しています。

 

旧吹上町(ふきあげまち)

「吹上町」というのもかつて存在した自治体。

鴻巣市と合併し、現在は鴻巣市の一部となっています。

鴻巣市と言えば免許センターがある街であることが知られていますが、さすがに名前を変えるということにはならなかったようですね。

県内限定かもしれませんが、知名度は高いですので。

 

旧上福岡市(かみふくおかし)

上福岡市も姿を消してしまった自治体の一つ。

こちらはお隣大井町と合併し、新しく「ふじみ野市」として生まれ変わりました。

ふじみ野市以外にも「富士見市」という自治体があり、ちょっと紛らわしいなという感じがしなくもないですが(笑)

紛らわしさを解消するために、自治体名を平仮名にしたのかもしれませんね。

 

旧大井町(おおいまち)

前述の上福岡市と合併したのが、この大井町。

ともにふじみ野市を構成する一部となっています。

尚、役所は上福岡市に設置されています。

この辺も自治体のパワーバランスがわかるようなエピソードですね。

 

旧南河原村(みなみかわらむら)

続いては南河原村という自治体。

村でありましたが、お隣の行田市に吸収合併され、現在は行田市となっています。

県北にあった小さな自治体でしたが、合併という運びになりました。

埼玉にずっと住んでいる私ですが、あんまりなじみのない自治体の一つとなっていました。

 

旧大里町(おおさとまち)

大里町も合併した自治体の一つ。

お隣の熊谷市と合併し、現在の熊谷市となっています。

さすがにパワーバランス的には圧倒的に熊谷市が強かったのでしょうね。

かつては県下有数の都市となっていた熊谷市ですから。

 

旧江南町(こうなんまち)

江南町も熊谷市と合併した市町村の一つ。

農業が盛んな自治体の一つでしたが、こちらも現在は熊谷市の一部を構成しています。

県北の中心地となっている熊谷市。

なんだかんだで結構な自治体を吸収していることがわかります。

 

旧妻沼町(めぬままち)

妻沼町も熊谷市と合併した自治体の一つです。

県北に存在していた自治体の一つで、群馬県との県境にありました。

現在は熊谷市として消滅してしまいましたが、こちらでは道の駅が健在。

道の駅妻沼として、その名を残しています。

 

旧川本町(かわもとまち)

続いては川本町という自治体。

また川の文字を冠する自治体が登場です(笑)

白鳥の飛来地があることで有名な川本町でありましたが、深谷市と合併し現在は深谷市の一部に。

道の駅かわもととして、現在もその名を残しています。

 

旧花園町(はなぞのまち)

花園町も消滅してしまった自治体の一つ。

川本町の隣にあった自治体でした。

お隣の深谷市と合併し、現在は深谷市の一部に。

関越自動車道に花園インターとしてその名を残しています。

 

旧岡部町(おかべまち)

続いては岡部町。

大学などを有する町でしたが、お隣の深谷市と合併して現在は深谷市となっています。

かつてはブロッコリー生産量日本一を誇った自治体であることは、あまり知られていません(笑)

現在はJR高崎線に岡部駅としてその名を残しています。

 

旧玉川村(たまがわむら)

こちらもかつて存在していた自治体である「玉川村」。

埼玉県では珍しい村同士の合併でその姿を消してしまった村です。

お隣都幾川村と合併し、現在のときがわ町を構成しています。

村内にダムを有しているなど、ちょっと変わった自治体として知られていました。

 

旧都幾川村(ときがわむら)

続いては都幾川村。

お隣玉川村と合併し、現在のときがわ町となっています。

都幾川村はかつてとある大事件となった施設があったことで、その名を知られてしまいました。

そんなこともあって、合併で名前を変えたかったのかもしれませんね。

 

旧名栗村(なぐりむら)

こちらはかつて存在していた県南にあった名栗村。

東京都と隣接していましたが、村となっていました。

東京都隣接しているといっても東京の西側、多摩方面と隣接していたため、それほどの人ではなかったのだと思われます。

お隣飯能市と合併し、現在は飯能市の一部となっています。

 

旧児玉町(こだままち)

児玉町も姿を消してしまった自治体の一つ。

お隣の本庄市と合併し、現在は本庄市の一部となっています。

関越自動車道本庄児玉インターチェンジの児玉はこの自治体を指していました。

現在もインターチェンジ名としてその名を残しています。

 

旧神泉村(かみいずみむら)

県西に位置していた神泉村も姿を消した自治体。

お隣神川町と合併し、現在は神川町の一部となっています。

群馬県と隣接していた自治体でした。

埼玉県は現在村が1つしか存在していませんが、こうした合併で数多く姿を消したのがわかりますね。

 

旧吉田町

こちらも県西にあった自治体吉田町。

お隣の秩父市と合併し、現在は秩父市の一部となっています。

秩父市は元々群馬県とは接していませんでしたが、合併したことにより隣接することになりました。

それは吉田町の合併があったことも影響しています。

 

旧荒川村(あらかわむら)

荒川村も姿をけしてしまった自治体。

県西にある自治体の一つでしたが、秩父市と合併し現在は秩父市の一部に。

東京都と接していたのですが、村でした。

結構以外と思われることも多い東京隣接していた村の一つです。

 

旧大滝村(おおたきむら)

県西に位置していた大滝村も姿を消した自治体です。

埼玉県で唯一山梨県と長野県と隣接しており、東京都、群馬県とも隣接していた自治体。

秩父市と合併し、現在は秩父市の一部となっています。

かつては「県下最大の面積を誇る市町村」でありましたが、それを吸収した秩父市が現在はトップとなっています。

 

旧両神村(りょうかみむら)

ラストを飾るのは、両神村という自治体。

温泉などがあり、ライダー(バイクを運転する人)の為の宿やキャンプ場などが数多くある自治体でした。

お隣小鹿野町と合併し、現在は小鹿野町の一部となっています。

名前がなかなかご利益ありそうですね(笑)

 

といったところで、結構なボリュームになってしまいましたが、かつて存在していた埼玉県の自治体のお話でした!

こうしてみると結構ありますね。

 

参考

参考にさせて頂いたサイトです。

国土交通省国土地理院から、平成15年以降の合併データを参考にしています。

色んなデータがあるものですね。

 



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