新型コロナウィルスの影響が根深く出ている昨今の埼玉県。
まん延防止等重点措置が実施されていましたが、それが緊急事態措置に変更されました。
埼玉県に緊急事態措置が発令
先日までは緊急事態宣言措置が東京都だけにとどまっていました。
しかし、それが拡大され、首都圏を構成する県も追加発令。
埼玉県もその対象となりました。
埼玉県の他、神奈川県、千葉県も同じく緊急事態措置が取られることになりました。
総裁は 埼玉県の公式サイト で発表されています。
今回は埼玉県に出されている措置について、見ていきたいと思います。
対象区域
まん延防止等重点措置の時は市町村単位で区域が指定されていました。
しかし、緊急事態措置の対象区域は埼玉県全域が指定されています。
埼玉県全域が緊急事態措置対象区域ということになりますね。
今までは大丈夫だった市町村も、対象となるのでそこがまず大きく変わるところ。
実施期間
実施期間は下記の通り定められています。
令和3年8月2日(月)~令和3年8月31日(火)まで。
今月いっぱいの措置ということになりますね。
ちょうど学校の夏休み期間とも被りますが、夏休みだからと出かけるのは中々厳しい情勢となってきました。
県民に対する要請
埼玉県から県民に対する要請が下記の通り出ています。
特措法第45条第1項に基づく要請
・感染対策がされていない飲食店等や、休業要請又は営業時間短縮の要請に応じていない飲食店等の利用を厳に控える事。
※飲食等については、お客様の命を守る取組に参加する「彩の国『新しい生活様式』安心宣言飲食店+」認証店を利用いただきたい。
・不要不急の帰省や旅行など県境をまたぐ移動は、極力控える事。
・日中も含めた不要不急の外出・移動の自粛。特に、午後8時以降の外出を自粛する事。
※医療機関への通院、食料・医療品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、通学、屋外での運動や散歩など、生活や健康の維持のために必要な場合を除く。
・外出する必要がある場合にも、極力家族や普段行動をともにしている仲間と少人数で、混雑している場所や時間を避けて行動する事。
・路上、公園等における集団での飲酒など感染リスクが高い行動を自粛する事。
その他のお願い
・外出、移動の際には、可能な限りの感染防止対策を講じた上、目的とする場所以外に立ち寄る事無く直行・直帰を徹底する事。
・ソーシャルディスタンスを確保し、マスクなしでの会話を避ける事。
・飲食の際は90分を限度とし、昼夜を問わず「マスク飲食」「黙食」「個食」「静美食」「ランチのときもマスク」を徹底すること。
・会話はできるだけ同居家族以外ではいつも近くにいる4人まで(家族の場合や介助者を除く。)とし、ホームパーティは自粛する事。
・マスク、手洗い、アルコール消毒、喚起、三密回避を徹底する事。
・買い物は、できる限り一人で行くこと。
首都圏は運命共同体か
埼玉県は首都圏を構成する1つの団体となっています。
首都東京を中心に、埼玉県、神奈川県、千葉県が首都圏とされる範囲内。
いずれの県も「東京都へ通勤・通学している人が多い」という特徴があり、そうしたことで東京都で感染が爆発すればその影響をもろに受けてしまうという状況にあります。
それこそロックダウンでもしないことには、こうした現象が解消されることはないでしょう。
実際問題として、ロックダウンができるのか?という問題もありますが、今後どういった対応がとられていくのか、国民として非常に興味のあるところでもありますね。
いずれにしても首都圏は運命共同体。
どこかが感染爆発すれば、遅かれ早かれそれに巻き込まれていくことは明らかです。
オリンピック開催中に感染拡大の皮肉
現在東京都を中心にオリンピックが開催されています。
埼玉県でもいくつかの競技が開催されているのです。
そんな状況下での感染拡大。
安全・安心のオリンピックと謳い開催されていますが、こうした現状を踏まえると手放しでオリンピックを楽しめる状況でもないなんて意見も多いですよね。
そして新たに緊急事態措置。
もはやグダグダになりまくっているような感じも受けますが、オリンピックへの風当たりが強くなるのも、致し方ないのかもしれませんね。
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