今回は美術館でのイベントのお話。
川越市立美術館で「没後七十年吉田博展」が開催されます。
川越市立美術館
埼玉県川越市に、川越市立美術館があります。
川越くらいの都市になると、美術館も市立となるんですね。
市立ということは市が運営しているということになりますが、やはり大きな都市は違うもの。
この度この川越市立美術館におきまして、没後七十年吉田博展が開催されるということなので、どんなイベントなのか見ていきたいと思います。
最近はこうしたイベント関連は中々難しくなっています。
が、こうして徐々に開催され始めていますね。
没後七十年吉田博展概要
それでは概要を見ていきましょう。
開催施設:川越市立美術館
開館時間:午前9時~午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
休 館 日:月曜日
観 覧 料:一般600円/大学・高校生300円/中学生以下無料
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳をご持参の方、及びその介護者1名は無料
※「川越きものの比」にちなみ毎月8日、18日、28日に着物で来館された方は2割引き
※「埼玉県民の日」11月14日(日)は無料で観覧できます
主 催:川越市立美術館、毎日新聞社
協 賛:ニューカラー写真印刷株式会社
開催期間:2021年10月23日(土)~2021年11月28日(日)
吉田博とは?
そもそも吉田博って誰?って方もいらっしゃるかもしれませんね。
私もその一人でした・・・orz
どんな人物であるか解説もありましたので、見てみましょう。
明治、大正、昭和にかけて風景画の第一人者として才能を発揮していた吉田博(1876-1950)。
彼はもう一つ、版画家としての顔を持っています。
吉田が地震の監修で木版画制作を始めたのは1925年、49歳の事でした。
吉田は版画を制作する上で、浮世絵に連なる伝統的な木版システムを採用します。
彫り・摺りを常勤の職人に担当させ、分業による高度な技術を積極的に活用したのです。
一方で吉田はただ原画を手掛けるだけでなく、自信も彫り・摺りの技術の研究に努め、時に自ら手掛け、全工程を熟知したうえで厳しく監督しました。
そうして製作された版画は、洋画家として培った写実性と、国内外を巡り、自然の中に飛び込むことで体得した吉田独自の視線を余すところなく表現しています。
平均摺数は三十数度。
水の流れや光のうつろいを驚くほど繊細に描写した版画は国内外で人気を博し、かのダイアナ妃にも愛されました。
四店では吉田の没後70年に当たる節目に、後半生の大仕事として製作された木版画約150点を一挙公開します。
また、版木や政策の基礎となる写生帖を合わせて紹介し、その繊細な表現が生まれる過程をじっくりご覧いただきます。
版画の達人、そういうことのようですね。
普段なかなか美術館に行く機会もありませんが、こうした機会に行ってみるのもいいかもしれませんね。
施設情報
施設名:川越市立美術館
所在地:埼玉県川越市郭町2-30-1
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(※新型コロナウィルスの影響で変更の場合あり)
観覧料:一般600円/大学・高校生300円/中学生以下無料
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